
九回、サヨナラ勝ちで初Vを決めた瞬間。
「新田クラブ」のナインは喜びを爆発させる。 |
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◎サンスポ野球大会最終日(第11日)
新田クラブがホワイトソックスに、5−4でサヨナラ勝ち。最後は敵失だったが、粘り強い全員野球で、2度目の出場で初優勝を飾った。西日本の代表として、日本一を目指し、7月3日に大阪ドームで東日本代表(未定)との東西決戦に挑む。
チームワークで、つかんだ勝利だった。4−4で迎えた九回一死満塁。三ゴロが敵失を誘い、サヨナラ勝ち。優勝が決まった瞬間、ホームベース上で歓喜の輪が出来上がり、ナインから大粒の涙がこぼれた。
新田クラブは1974年に鴻池新田にある「ふじや食堂」の常連客が結成した歴史あるチーム。4年前、若返りを図るために中本隆治監督(58)が、指導していた少年野球「寺川ブラックス」のメンバーを中心に声をかけた。この呼びかけに、今季売り出し中の西武・中村剛也内野手(21)を擁し、近畿大会を制した経験を持つメンバーが終結した。
それぞれが野球を続けていたが、高校では出場機会に恵まれなかった選手がほとんど。それだけに野球ができ、試合に出られる喜びは大きかった。
「技術では劣るけど、結束力はどこにも負けない」と主将の中本築捕手(25)。確かに目立った活躍をする選手はいない。最優秀選手賞を受賞した中本主将も仲間から「何もしてないやん」と冷やかされる。そこには幼いころから一緒に白球を追っていた強固な結びつきがあった。
「中村がきのう(14日の巨人戦)、打ったんで、きょうは絶対おれたちが優勝するって言ってたんですよ」と“元女房役”の活躍を励みにした山下英成一塁手(22)は笑顔で話した。目指すは、もちろん頂点。大阪ドームでも全員野球で栄冠を勝ち取り、プロの世界に飛び込んだ友に最高の報告をしてみせる。
【主将としてチームを引っぱり、決勝戦では3度盗塁を刺す活躍を見せた新田クラブ・中本築捕手(25)が最優秀選手賞を獲得した。】(上左写真)
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◆初優勝を達成した新田クラブ・中本隆治監督
「夢みたい。子どもたちがよくやってくれましたよ。プレッシャーの中でも思い切ってできました。まさかここまでこれるとは。大阪ドームは楽しんでやりますよ」
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