【参加2840人】
みなと神戸を走る名物大会が2年ぶりに復活。男女8種目に2840人が参加して行われた。女子20キロ駅伝(4区間)は、大阪城公園で練習を積むランニングクラブのメンバーで構成した「最強?美女!?4姉妹」が1時間14分26秒で優勝した。また、今大会は「戦争被災児童に愛の手を!」をテーマにユニセフ(国連児童基金)の活動を支援。参加費から50万円が日本ユニセフ協会に寄付された。
おちゃめなチーム名は隠れみの?1区から4区までの後続に背中も拝ませない断トツの強さで女子20キロ駅伝を制したのは『最強?美女!?4姉妹』だ。「合っていたのは『最強』だけでしたけど、勝てて最高です」と話したのは名づけ親の3区・能勢純子さん(三二)。
メンバーは、大阪城公園で毎週水曜日夜に集まって練習するランニングクラブ「ナイトランAC」の仲間だが、趣味を通り越した正真正銘のランナーたちだ。
昨年11月の東京国際女子、今年1月の大阪国際女子に4人そろって出場。大阪国際では、この日2区を走った石戸香さん(三一)の26位をトップに46位の西川加代さん(三八)=4区=まで、全員が3時間を切るタイムをマークした。
なかでも1区で完全に主導権を握る快走をみせた森田加奈子さん(三九)は兵庫・豊岡港中時代、3000メートルで中学記録(9分40秒2)を樹立。いまでは4人の子供を持つママさんランナーは7日に39歳の誕生日を迎えたばかり。「練習もままなりませんが、楽しく走っています」と笑顔をみせた。
2位に大差をつける1時間14分26秒の圧勝劇。平均年齢35歳の最強美女軍団、若い子にはまだまだ負けません。
(岡田 薫士)
【女子10キロ・鎌谷さん”初心者”が優勝】
女子10キロを42分13秒で制した鎌谷智香さん(四二)は、マラソン”初心者”。昨年夏から本格的にランニングをはじめたばかりで「10キロもきょう初めて走ったんです。練習のかいがありました。でもまさか優勝とは」と笑顔をほころばせた。
陸上歴のある夫の博章さん(四一)のアドバイスを受けながら、この大会に向けて約3カ月トレーニングを積んできた。「できれば41分台を出させたかったけど、練習どおり走れていた」と博章さんも満足そうだった。
【男子ハーフ・水門さん 先生がんばった】
男子ハーフで初優勝を飾ったのは神戸龍谷高教員の水門(すいもん)賢治さん(二五)。「2日前に発熱で学校を休んで。不安があったんですが、しっかり走れたと思います」。昨年までは実業団の山陽特殊鋼に所属していたが、現在は数学教師のかたわら、陸上部の長距離コーチも務めている。「一生懸命やっている陸上部の生徒を見ているとまた走りたくなりまして」と一念発起して、再び走りはじめた。3月には篠山マラソンを走る予定で「いいステップになりました」。
【仮装ペア快走!】
間違いなく一番目立っていた。黒の網タイツに赤いエナメル服のミニスカポリスが、唐草模様の風呂敷をくくりつけたドロボーをロープで従えてゴールに入った。
着順のつかない50位以下ながらペア5キロで仮装で他を圧倒したのが、大阪・交野市の林堂猛さん(四〇)、井口恵美子さん(三〇)の友人ペア。「仕事?”無職”です。でないとこんな格好しているわけないでしょ」とコソ泥になりきった林堂さん。井口さんも「ギャラリーがもっと多ければ良かったのに。(新聞に)載せないと、逮捕しちゃうゾ!」と、こちらもハジけまくりだった。
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