今年も『ドリームチーム』が大会を盛り上げた。92年バルセロナ五輪銀、96年アトランタ五輪銅のマラソン連続メダリスト有森裕子、99年世界陸上のマラソン銀メダリスト市橋有里、さらに渡辺康幸・早大駅伝監督がチームを結成。交代で1人が2区間ずつを担当し、6区間を駆け抜けた。  「大会自体が明るくて、ランナーにもがんばろうという気持ちがあるので、がんばろうという気持ちになる」とは2年ぶり3度目の出場となった有森。沿道からは「まだ(陸上)やってんのか?」という声援も多かったというが、久しぶりにナニワの駅伝祭≠楽しんだ様子。「来年もこなきゃね」と早くも来年度大会に照準ピタリだ。  渡辺監督も「年々チームが増えていて、うれしいことですよね」。また、今年は箱根駅伝で早大が2位と躍進。「来年は勝たないといけないチーム。逆にプレッシャーになる」と、気を引き締めていた。