2部優勝 NTT西日本C意地見せたぞ

 ○…2部はNTTに西日本Cが、1時間17分38秒で優勝。5区と6区が11位、12位と遅れたものの、2区から4区までが区間賞を獲得したことが効いた。強さの秘訣について、西内克己監督は、「こつこつ積み重ねてきた練習の成果です」。他のNTT西日本勢が下位に低迷する中、Cチームが意地を見せた。


あいおい損保児玉社長 「いい大会になった」

 ○…大会特別協賛のあいおい損害保険からも、男女6チームが出場。全チームで昨年のタイムを下回ったが、児玉正之(ただし)社長(60)は「タイムが落ちたことが不満ですけど、いい大会になって、応援など、たくさん来ていただいてありがたい」と目を細めた。今年は61回目の大会。節目を越えて「例えば女性のチームが増えてもいいなあとか、元気なシルバーが出てきてもいいなあと。チーム編成を分けたりすれば、おもしろいと思う」と、大会のさらなる発展に思いをはせていた。

サンスポチーム 「仕事よりキツい」

 ○…サンスポチームが意地を見せた。4度目の出場となった今回は、5部の84チーム中22位。昨年の38位(全78チーム)から大躍進し、タイムも3分近く更新した。レース前、武田吉夫サンスポ代表から「社を背負ってがんばってくれ!」とハッパをかけられた効果が出た。それでも、5区を走った整理部の栃山直樹記者(27)は「仕事よりきつかった…。来年は仕事に専念します」と、疲れ切った顔で引きあげた。