来てます1b級タチウオ 尼崎・武庫川一文字
  高水温が続いていた大阪湾の波止は徐々に水温が低下し、釣りものが多彩になってきた。人気のタチウオは型がアップして、引きが楽しめるようになり、ファンを熱くさせている。

 とくに実績場の尼崎・武庫川尻一文字では待望のメーター級がまじり出し、いまがベストシーズンだ。10月26日には常連の山口さんが、得意の引き釣りで70〜101aを31匹仕留めている。

 山口さんは「数釣るコツはタナにあると思います。明るいうちは4ヒロ付近を狙い、暗くなったら1ヒロと一気に浅くします。乗りが悪くなったら、またタナを深くするというように絶えずタナを変えることが大事です」。

 手返しよく、釣ることも数釣るためには大切な要素だ。山口さんは明るいうちは遠投し、暗くなったら20b付近にキャスして数をかせいでいるという。

 引き釣りで使用するエサはドジョウ。釣りをする前にタチウオテンヤにしっかりと巻き付け、少なくとも3個は作っておきたい。武庫川尻一文字のタチウオ釣りは、いまのようすなら年内いっぱいは釣れそうだ。
 
(フィッシングライター、森永誠)
▲引き釣りで70〜101aのタチウオを31匹釣り上げた常連の山口さん
 <ガイド> 斎藤釣渡船の料金は大人2200円、女性2000円、高校生1900円、中学生1500円、小学生1100円。阪神電車・武庫川駅下車、左岸の高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線の南武橋左岸を南へ。問い合わせは・6416・4178。
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