京都の中島さん、親父の面目!チヌ50.5aゲット
  釣りは単独で行くのもいいが、気の合った仲間と出かけるのは本当に楽しい。そして、究極の釣行は息子と出かけることだといわれる。同じ趣味を持つ父子は家族でありながら、あるときは仲間、あるときはライバルで釣りの技術を競い合う。
 尼崎・武庫川尻一文字をホームグラウンドにする京都市の中嶋昌行さん(42)と中学1年の和昌さん父子は仲のよいライバル。「最近は息子さんがよく釣りますね。仲がよくて、うらやましいです」と斎藤釣渡船店の斎藤徹郎船長。
 1月26日、一文字の3番と4番の間に入った中嶋父子。当日は、オキアミのフカセ釣りでチヌ狙いだ。午前11時にスタートしたが、食いが渋くて午後2時までアタリなし。干潮前の2時すぎ、まずは父親がサオを大きく曲げる。
 慎重に寄せていると、今度は息子がヒット。4歳から釣りに熱中するほどだったから、すんなりと38aを取り込む。一方の父親は時間をかけてタモ入れ。「念願の年無し≠T0・5aが釣れてオヤジの面目を保てました」と笑顔。
 ちなみに、仕掛けは5aほど底にはわせていた。当日、中嶋父子はともに1回のアタリをとらえたというからお見事。武庫川尻一文字のチヌ釣りは今後も有望だ。
 (フィッシングライター、森永誠)

▲50・5aを釣り上げた中嶋昌行さん(右)と、38aを取り込んだ息子の和昌さん
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