ガシラ、アブラメなど根魚絶好調
 厳寒期の大阪湾は釣りものが少なく、これまで好調だったハネ、チヌがやや食い渋るようになってきた。そんな中で元気なのがガシラ、アブラメ、メバルなどの根魚たち。大阪・北港では半夜釣りのエビまき釣りで根魚が絶好調だ。良型サイズがまじり、2ケタ釣りが続出。寒さも吹き飛ぶターゲットに釣り人はホッカホカ!?
 2月16日には大阪市城東区の山田佳人さん(40)が夢洲に上がり、36a級のアブラメを2匹、20aまでのガシラとメバルを3匹仕留めている。「この日は本命のガシラとメバルが少なかったですね。いつもなら合わせて20匹以上。少なくとも10匹は釣るんですがねえ。アブラメはまれにポン級がまじるのですが、連続で2匹釣れるとは…」と話す山田さん。
 釣り方はエビまき釣り。夕まずめが時合になるので午後3時半の渡船で夢洲に渡り、底まきをひんぱんに行い、根魚の活性を高める。ウキ下は約3ヒロと底スレスレにして流し込む。日によってはアコウの大型もまじるので、ハリスは1・5〜2号を使いたい。大阪・北港の半夜の根魚狙いは、日和がいい時に食いが立つようだ。
 (フィッシングライター、森永誠)
▲大阪・北港で36a級のアブラメ2匹などを釣り上げた山田佳人さん
 <ガイド> ヤザワ渡船の料金は夢洲の1〜5番が2200円、夢洲の1番灯台と6番ケーソン、夢洲のテトラ、安治川の中の灯台は2000円。地下鉄中央線の朝潮橋駅下車、店まで徒歩4分。車の場合、阪神高速大阪港線、または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。問い合わせは電話06・6573・7712。
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