サンスポ釣り協力会員が人命救助

堺海上保安署 SFS・京柄代表に感謝状 本紙・谷記者も

 サンケイスポーツ釣り協力会の会員、SFSサカイフィッシングサービスの代表、京柄健さん(51)らが阪神港・堺泉北地区で、釣りの最中に誤って海に転落した男性を救助し、堺海上保安署(堺市西区)は3月3日、京柄さんら2人に感謝状を贈った。
 斉藤優署長は「迅速、的確な救助活動をされ、感謝の意を表します」と述べ、京柄さんは「冬の海で本当に助かってよかった」と振り返った。事故当時、SFSの遊漁船に乗船して取材中だった本紙の谷典寿記者(53)も同状を受けた。
 同署などによると、2月16日午後9時10分ごろ、京柄さんら2人はスズキをルアーで釣るため堺泉北区の西泊地内を遊漁船で航行中、同じ釣りをしていた他の遊漁船との通話で異常を察知。駆けつけて同船の客で30代男性が海中に落ちているのを発見、救助した。男性にけがはなかった。
 男性は救命胴衣を着用し、水温8度の海中に40分以上転落。京柄さんはサンスポ釣り協力会の高田利夫・最高顧問に連絡。冷え切った男性を風呂に入れるため出島漁港の高田氏の事務所へ直行した。高田氏は「もう少し時間が経っていたら危なかった」と話していた。
▲堺海上保安署の斉藤優署長から感謝状をわたされる京柄健さん(堺市西区)
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