出る出る!大型チヌ 尼崎・武庫川尻一文字
 いまでは1年中、楽しめるようになった大阪湾の波止のチヌ釣り。尼崎・武庫川尻一文字では、いまも大型チヌが顔を見せている。9日には常連の斎藤昇二さん(50)が得意の落とし込み釣りで40aと43aをキープ。そろそろ乗っ込み期で、大型の期待度が高まるシーズン到来だ。
 「前日もチヌを釣っていますから、連続ゲットです。低水温の時期ですが、チヌの活性はけっこう高いですよ。以前、この時期のチヌは低水温のため引きが弱いといわれていましたが、近年は高水温の影響でしょうか、よく引いておもしろいですね」と斎藤さん。
 落とし込み釣りは日中でも釣れるが、この時期は水温が高くなる午後から夕まずめがベストタイム。タナは平均3ヒロ前後になるが、日によっては1ヒロほどの浅ダナで当たってくるほど活性が高いという。
 仕掛けは波止際ぎりぎりに落とし込むのが基本で、エサはパイプ虫が特効薬。これから年無し≠ニいわれる50aオーバーが期待できる武庫川尻一文字。大物釣りファン注目の釣り場だ。
 
         (フィッシングライター、森永誠)
▲武庫川尻一文字で、40aと43aの良型チヌを釣り上げた常連の斎藤昇二さん(斎藤釣渡船で)
 <ガイド> 斎藤釣渡船の料金は大人2000円、女性1800円、中学生1300円、小学生1000円。阪神電車武庫川駅下車、左岸の高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線南武橋左岸を南へ。問い合わせは電話06・6416・4178。
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