食い順調、メバル狙える20匹 大阪・北港
 春を告げる魚の一番手であるメバルが大阪湾の乗合船で上向いてきた。この時期のメバルは好物のイカナゴをたらふく食べているので、身はプリプリで引きもパワフル。大阪・北港から淡路沖に出てメバルを狙うヤザワ渡船もいい調子。連日良型が上がり、いま注目のポイントだ。
 18日には京都市の西藪さんが17〜25aのメバル21匹と15〜22aのガシラ15匹を上げている。当日はこのほかに桑原さんが17〜27aメバル20匹と18〜26aガシラ3匹、井上さんも18〜26aメバル19匹と食いは順調。
 「メバルは日に日に上向いている。30a台もまじるほど型もいいよ。数釣ろうと思えばタックルやエサ付けにも配慮が必要やね」とヤザワ渡船の矢沢明船長。竿は食い込みがいい軟調タイプがよく、できるならトラブルの少ない中通しがよい。
 道糸はPE2号を基本に使う。3号では場所によって潮に大きく流され、タナ取りができないからだ。エサの生きエビもしっかりと刺して、尻尾を取ってクルクルと回らないようにすることも大切。大阪・北港発の淡路沖のメバル釣りは、これからがベストシーズンに突入となる。
 
        (フィッシングライター、森永誠)
▲17〜25aのメバル21匹と15〜22aのガシラ15匹を釣り上げた西藪さん
 <ガイド> ヤザワ渡船の乗合船料金は8000円(エサ、氷付き)、女性と子供は7000円。地下鉄中央線の朝潮橋駅下車、店まで徒歩約4分。車の場合、阪神高速大阪港線、または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。問い合わせは電話06・6573・7712。
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