「戻りガレイ」重量感たっぷり 大阪・泉佐野一文字
 大阪湾の波止釣りはチヌ、ハネがベストターゲットだが、お待たせの「戻りガレイ」が投げ釣りの射程圏に突入した。この時期のカレイは身がプリプリで分厚く、ハリ掛かりしたら重量感たっぷり。カレイの実績場である大阪・泉佐野一文字では、まだ数が少なめだが、狙って釣れるようになってきた。
 3月23日には大阪府南河内郡河南町の菊池康平さん(28)が一文字4番で38・5aの良型をキャッチ。菊池さんは「いまの時期は早朝に釣れる確率が高いので、9時ごろまでが勝負と決めていたら、予想通りに7時すぎにはっきりとしたアタリ」。
 仕掛けを上げると、良型のカレイだ。水面に浮いたのは大きすぎて「少し驚いた」。2本バリを両方とも飲み込んでいたので、ゆっくり抜き上げたという。
 ハリス3号、カレイバリ12号ほどの市販仕掛けでよく、エサはアオイソメ。食いが渋いときは2、3匹つける房掛けも効果的だ。菊池さんはカレイ狙いのあと決まってエビまき釣りを楽しむそうで、こういった二刀流の釣りも面白そう。
 泉佐野一文字の戻りガレイは、4月いっぱい楽しめそうだ。
         (フィッシングライター、森永誠)
▲38・5aの良型のカレイを釣り上げた菊池康平さん
早朝狙い目…4月いっぱいOK
 <ガイド> 菊川渡船の料金は大人1600円、中学生900円、小学生700円。南海線井原里駅下車、徒歩約20分。車の場合、阪神高速湾岸線の泉佐野北インターを下りてすぐの交差点を右折。突き当たりを右折して、1つ目の交差点を左折すれば左手に渡船乗り場がある。問い合わせ菊川渡船 電話072・462・8945。
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