ハネだスズキだヒット連発 武庫川尻一文字
 春の訪れと同時に動き出す大阪湾のハネ。銀色の美しい回遊ものが釣れ出すと本格化。その季節が今年もやってきた。尼崎・武庫川尻一文字の斎藤釣渡船では連日、ハネにまじりスズキもヒットして大にぎわいだ。
 「ハネの調子は上々ですね。数も型も上向いて確率はいいですよ。しっかりとマキエをすれば強い引きが味わえます」と常連の河瀬龍太さん。河瀬さんは3月22日、53〜73aを3匹仕留めた。
 釣り方はシラサエビを使ったエビまき釣り。サオを出す前、そして釣りの最中にも絶えずマキエを続けることが数釣るコツだ。外向きがベストポイントで波止際を流すことが大事。ウキ下は3ヒロを基本にして、活性に合わせてタナを変える。
 武庫川尻一文字のハネ釣りは、水温が上昇するこれからが本番だ。
 なお、斎藤釣渡船では「2008年第1回斎藤釣渡船杯釣り大会」(4月5日〜5月6日)を開催。チヌ、ハネの2匹長寸で各1〜5位を表彰。参加費は無料(ただし渡船料金は必要)で、期間中に何度更新してもよい。また、27日には「ハネ釣り教室」を開催する。
    (フィッシングライター、森永誠)
▲53〜73aのハネ3匹を釣り上げた河瀬龍太さん。武庫一≠ナは大物のオンパレードだ
 <ガイド> 斎藤釣渡船の料金は大人2000円、女性1800円、中学生1300円、小学生1000円。阪神電車・武庫川駅下車、左岸の43号高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線の南部橋左岸を南へ。問い合わせは電話06・6416・4178。
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