スルメイカ、数も型もいい感じ 尼崎・武庫川尻
 尼崎・武庫川尻の一文字波止で初夏の風物詩、スルメイカが本格化。今季は例年よりもサイズがよく、胴長12a台がよくまじるから楽しい。スルメイカは朝夕ともに釣れるが、足元の心配がいらない早朝からの釣りが初心者向きだ。
 掛けバリを使ったウキ釣りで1匹、1匹釣り上げるスルメイカ釣りは風情たっぷり。5月23日、私もスルメイカに合いたいと常連の山口正信さんらに同行。早朝から一文字に上がり、ウキ下3ヒロでスタート。
 すると、何と、私も山口さんも1投目から胴長12aを釣り上げる。その後も食いは順調で、1時間ほどで2人とも2ケタ突破。ほかのメンバーも次々にスルメイカを釣り上げて、今季は数も型もいい年周りのようだ。
 数釣るコツはウキ下。食いがいいときはタナを少しだけ上げると、さらに乗りがよくなる。逆に乗りが悪いときはタナを深くすることが大事。
 エサのキビナゴは、午前中の釣りなら2パックは持参したい。常に新鮮なエサを使う方がスルメイカの乗りはいい。武庫川尻一文字のスルメイカ釣りは6月いっぱい楽しめる。
  (フィッシングライター、森永誠)

▲1投目から胴長12aを釣り上げた、武庫一の常連の山口正信さん
 <ガイド> 斎藤釣渡船の料金は大人2000円、女性1800円、中学生1300円、小学生1000円。阪神電車・武庫川駅下車、左岸の43号高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線の南武橋左岸を南へ。問い合わせは電話06・6416・4178。
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