家族釣りの定番アジ、釣れてまっせ 大阪・泉佐野一文字
 波止からのファミリーフィッシングの定番がアジだ。大阪湾では秋口がベストシーズンだが、初夏にいいサイズがまとまって釣れるのが例年のパターン。大阪・泉佐野一文字でも5月後半から20a台が釣れ出して、にぎやかになってきた。
 2ケタを釣る人が多くいま注目の釣り場。7日には大阪府東大阪市の山本英暁さん(64)が4番でサオを出し、21〜24aを21匹釣り上げている。波止際にアジが寄っていないので、遠投できるカゴテンビンのウキ釣り仕掛けがベストだ。
 ハリ数は2本でマキエはアミエビ、サシエはサシアミを使う。外向きの20bラインがポイントでウキ下は4ヒロが目安となる。仕掛けを投げたら、すぐにサオをあおって、カゴからマキエのアミエビを出し、アジの活性を高めることが大切。
 平均して早朝にアタリが多いので、朝一番の渡船で一文字に上がることが釣果につながる。日中もパラパラ釣れるので、マキエを切らさないようにすることが、食いを長続きさせるコツだ。泉佐野一文字のアジ釣りは、当分釣れ続くだろう。
      
          (フィッシングライター、森永誠)
▲一文字の4番で、21〜24aのマアジを21匹釣り上げた山本英暁さん
 <ガイド> 菊川渡船の料金は大人1800円、中学生900円、小学生700円。南海線井原里駅下車、渡船店まで徒歩7分。車の場合、阪神高速湾岸線・泉佐野北インターを下りてすぐの交差点を右折。突き当たりを右折して、一つ目の交差点を左折すれば左手に乗り場がある。問い合わせは菊川渡船 電話072・462・8945。
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