引きも味も最高!41a大型アジ 大阪泉南沖
 味がいいからアジといわれる説と、「鯵」と書かれるように旧暦3月が最もおいしいから漢字が当てはめられたとも。そのおいしいアジの大型が大阪・泉南沖の乗合船で釣れている。
 大阪・北港のヤザワ渡船も6月17日、今期初めて出船。最大41aの大物が釣れて、船中は大盛況。同日の午後便で水深50bラインへ投入すると、大阪市の池上さんが32〜41aを6匹仕留めて大満足。ほかの人も同様のサイズを上げて、いいスタートを切った。
 釣り方はサオ釣りで、胴つき3本バリ仕掛けやサビキ仕掛けで底中心を狙う。マキエは不要で、胴つき仕掛けの場合はオキアミをハリに刺す。当たってくるアジは大型が多いので、3号ハリスを基本にしたい。オモリは40号を使う。
 大型アジは一気にサオを絞り込むので、とてもおもしろい。ハリ掛かり後も休むことなく暴れるので、口の弱いアジはバラシが心配だ。掛かったら慌てずに、一定のスピードでリールを巻き上げるのが取り込みのコツ。
 おいしくて引きがたまらない泉南沖の大アジ。これからがベストシーズンで、2ケタ釣りも有望だろう。
 
       (フィッシングライター、森永誠)

▲泉南沖で32〜41aの大アジ6匹を釣り上げて大満足の池上さん(ヤザワ渡船で)
 <ガイド> ヤザワ渡船の乗合船料金は8000円。女性と子供は7000円。地下鉄中央線の朝潮橋駅下車、店まで徒歩4分。車の場合、阪神高速大阪港線または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。アジ釣りの場合、忠岡のヨットハーバーから出るので要注意。店から送迎バスあり。問い合わせはヤザワ渡船 電話06・6573・7712。
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