チヌ2ケタ当たり前 大阪・南港
落とし込み主流 狙い40センチ台後半
 全国区的に人気が高いチヌ釣りは、各地にいろいろな釣法がある。大阪湾では最近、落とし込み釣りが主流で、ことしも6月に入って食いが上昇。とくに実績場の大阪・南港では数も型も絶好調だ。2ケタ釣りは珍しくなく、連日40a台後半がヒットしてファンを魅了している。いまなら高確率で楽しめそう。
 6月28日に落南会の大田徹さんと小宮照美さんが、ともに38〜48aを2ケタキープと会心の釣り。「今年は新波止がいいですね。朝夕に入れ食いになるケースもあります。これから50a台の大型も期待できますよ」と丸高渡船の高田等船長。
 目印仕掛けとカラーラインを使っての際釣りがよく、食いがいいときは2ヒロまでの浅ダナで当たってくる。いまの時期はアタリが大きく、誰にでも分かるので入門するには最適なシーズンだ。
 エサはイガイ、イワガニを中心に使っている。イガイは1個刺しでいいが、小さな稚ガイを丸めたダンゴ≠燉L効。ハリスは使うタックルによって異なるが、大型が多いので1・5号を中心にセットしたい。
 (フィッシングライター、森永誠)

▲落とし込み釣りで38〜48aのチヌを2ケタキープした大田徹さん
 <ガイド> 大阪・南港の丸高渡船の料金は新波止が2200円、セル石、バラ石は1900円、新日鉄が1600円。女性と中学生以下は半額。ニュートラム南港東駅から徒歩約10分。車の場合、阪神高速湾岸線の南港中、南港南を下りてかもめ大橋方面へ。途中、丸高渡船の看板がある。問い合わせは電話06・6613・1075。
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