絶好調!波止グレ30匹も 30a台の良型ぞろい 大阪・北港
 「グレ釣り=磯釣り」のイメージを釣り人は持っているが、大阪湾の各波止では狙って釣れる好敵手だ。大阪・北港では6月上旬からいい調子で、とくに今期は30a台の良型が高確率でまじり大にぎわい。数も慣れた人は20〜30匹釣るなど、いまならグレの鋭角的な引きが味わえそう。
 7月7日には夢洲に上がった奈良市の松原さんが18〜28aを30匹。釣り方はオキアミのフカセ釣りで、エサはオキアミを中心にイシゴカイも使う。「昨年に続いて今年もグレはいいですね。30a台は珍しくないほどよく釣れています。今月いっぱいは食いが続くと思いますよ」とヤザワ渡船の矢沢明船長。
 グレ狙いは波止際がポイントで、午前中に勝負をかける。タナは2〜3ヒロが目安で、静かに釣るのが基本スタイル。30aオーバーがまじるので、初心者は細ハリスを避けて1・5号を中心に使いたい。
 このほか、タコジグでマダコもよく当たっている。波止際を攻めて100〜400cを2ケタ。これからサイズがよくなってくるので楽しみだ。
 (フィッシングライター、森永誠)
▲夢洲で18〜28aのグレを30匹釣り上げた松原さん。オキアミのフカセ釣りだ
 <ガイド> ヤザワ渡船の料金は夢洲の1〜5番が2200円、夢洲の1番灯台と6番ケーソン、舞洲のテトラ、安治川の中の灯台は2000円。地下鉄中央線・朝潮橋駅下車、店まで徒歩4分。車の場合、阪神高速大阪港線、または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。問い合わせは電話06・6573・7712。
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