スズキとマダイ、当分狙えまっせ 鳴門・堂の浦
 鳴門・堂の浦では毎年5月からウタセエビのスズキとマダイ釣りが始まるが、今期はエサが入らずスタートが遅れた。今月に入って食いが上昇、3人と斎藤渡船へ。朝一番は湾内のカセに上がる。ハリス2・5号、オモリ負荷1号のウキ釣り仕掛け。ハリは斎藤渡船が用意したカブラバリ。
 ウタセエビの頭部下からハリを真っすぐ上に刺し、ハリ先を出さないのが基本だ。ウキ下4ヒロで流すと、福山さんが今期最長の84aスズキをゲット。続いて75aといい調子だ。しかし期待のマダイは不発で、私と今中さんは素バリを連発。
 午前11時から小鳴門筋のカセに移動。潮止まりで速く流れるまでの短時間が釣りタイム。やっと私が65aスズキ、福山さんが58aマダイを仕留めて満足。流れで、もまれた堂の浦の魚は身が分厚く、引きが強烈で楽しかった。ウタセエビ次第だが、当分は狙えそうだ。
 (フィッシングライター、森永誠)
▲本命の58aマダイを釣り上げて満足げな福山さん。筆者(森永誠)はやっと65aスズキ
 <ガイド> 斎藤渡船のウタセエビ釣りはカセ3人までエサ込みで3万円。チヌ釣りはイカダ1人4000円、カセ2人乗りマキエ込みで1万円。神戸淡路鳴門自動車道・鳴門北インターをおりて右折、小鳴門大橋を渡る。問い合わせは電話088・688・0453、携帯090・3782・0837。
Copyright�1997-2007�SANKEI�SPORTS.
No�reproduction�or�republication�without�written�permission.
Send�feedback�to�
[email protected]
著作権、リンク、個人情報について