44a花田さん優勝 海香チヌ釣り大会
 開設25周年「海香チヌ釣り大会」(サンケイスポーツなど協賛)は13日、鳥羽・今浦の旅館海香の筏で、4月〜7月の予選を通過した50人が参加して行われた。大会は1匹長寸で争われ、東大阪市の自営、花田浩明さん(48)が44aを釣り優勝=写真、サンスポなどから金賞のブロンズ像と副賞、海香から賞金10万円が贈られた。
 2位は伊賀市の市南幸一さんで32・5a、3位は四日市市の照井雅夫さんの24・4a。それぞれ5万円、3万円の賞金と銀賞、銅賞ブロンズ像、副賞が手渡された。

 ◇…潮が悪く、参加者は苦戦を強いられた。午前中の釣果は23aなどわずか2匹。そんな中で一人気を吐いたのが花田さんだった。「もう運が良かった、まぐれと言うしかないですね」。白根崎の筏で悪戦苦闘中の正午頃だった。エサ取りのアジを、はわしてかわしてから、トントンで誘ったと言う。「合わしてドン、やったと言う感じやね」。見事仕留めたのが44a。その30分後には40aを追加していた。大阪チヌ研の会員で20年のキャリアの腕の見せ所でもあった。この日、チヌを提出したのは僅か5人。いかに状況が厳しかったか。「朝に小さいの1匹だけでしたから、同じ筏の人が大変喜んでくれて」。賞金は嫁さんと子供2人で食事会に使うそうだ。

▲44aのチヌを釣り上げて優勝した東大阪市の花田浩明さん
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