波止釣り色々狙えまっせ 大阪・南港
 釣り場が広域的でいろいろな魚が狙える大阪・南港の波止釣り。一番沖に位置する新波止では五目釣りが楽しい。
 
 ターゲットはサンバソウ、イシガキダイ、アコウ、メバル、ガシラなどで合わせて2ケタ釣る人が多い。誰もが気楽にトライできる脈釣りでねらう。初心者にもおすすめだ。
 
 8月17日には大阪市の尾崎靖子さんが前記の釣魚を20匹以上。サイズは15〜25a。サオ2b、ミチイト2号、ハリス1号、アブミ7号でエサは生きエビ。オモリは潮の流れに合わせて5号までを使うのが基本となる。

 狙うポイントはケーソンの継ぎ目。継ぎ目の両サイドにサオを2、3本並べて、底から上に向かってその日の魚の付き場を探る。よくアタリが出るところを見つけたら、そこを集中して釣ることが釣果につながる。

 マキエをせずに釣る人がほとんどだが、底まきをかければ活性が高まり、数釣りが楽しめる。今期はアコウの魚影が濃いので、パワフルな引きが体感できる。秋口になると五目釣りはベストシーズンを迎え、数も型も期待できる。

  (フィッシングライター、森永誠)
▲アコウやガシラなどを〓匹以上釣り上げた尾崎靖子さん。五目釣りは気軽にトライできる

 <ガイド> 大阪・南港の丸高渡船の料金は新波止が大人2200円、セル石とバラ石は1900円、新日鉄が1600円。女性と中学生以下は半額。ニュートラム南港東駅から徒歩約10分。車の場合、阪神高速湾岸線の南港中、南港南を下りて、かもめ大橋方面へ。丸高渡船の看板がある。問い合わせは電話06・6613・1075。
Copyright�1997-2007�SANKEI�SPORTS.
No�reproduction�or�republication�without�written�permission.
Send�feedback�to�
[email protected]
著作権、リンク、個人情報について