金丸渡船船長の金本相彦さん
毎年10月にチヌが最盛期となる福井・若狭本郷のイカダ釣り。今季は高水温の影響でチヌが不調で、かわって良型のマアジが絶好調だ。1人で3ケタ釣りはめずしくなく、日によってサヨリも入れ食い状態になる。
チヌ情報が少ないためチヌファンが少なく、マアジ狙いの家族づれやグループがイカダに上がっている。金丸渡船の金本相彦船長は「10月後半といっても海の中はまだ9月という感じやね。だからチヌにはよくなく、マアジやサヨリの食いが安定しているんや」。
10月19日には京都市の中村栄さんが17~28㌢のマアジを206匹、20~25㌢サヨリ107匹の爆釣。マアジはサビキ釣りで、サヨリは刺しアミを使ったウキ釣り。マアジは水深のある底を狙うので、船釣り用ロケットカゴを使うほうが数釣れる。
いまのところマアジ、サヨリ狙いが多いが、これからはチヌが上向いてくると思われる。
◆問い合わせ 金丸渡船 電話0770・77・0083。