釣りものが多彩でにぎやかな大阪湾の波止釣り。人気のタチウオは相変わらず好調でハマチ、サゴシ、ハネ、アジ、サヨリも食いがよく、何を狙おうかと迷ってしまう。そんな中、大阪・北港ではフルシーズン狙えるチヌが絶好調だ。
フカセ釣りで40㌢台が動き出し、日によっては〝年無し〟といわれる50㌢オーバーも姿を見せている。
10月25日には兵庫県川西市の喜田さんが夢洲で30~43㌢を6匹、48㌢ハマチを1匹。同日、同所で京田辺市の西川さんは35~43㌢を7匹、堺市の岩田さんも35~43㌢を7匹仕留めている。
年無しは同29日に大阪市の宮部さんが46~52㌢を3匹、30日に大阪府寝屋川市の丹羽さんが50㌢を1匹と40~55㌢のハネを3匹釣り上げている。大型チヌがほしいなら大阪・北港が一番手。
タナは場所や日によって異なり、3~5ヒロで当たっている。その日のタナをいち早くつかむことが釣果につながる。エサはオキアミを中心にエサ取りの状況に応じてコーンも使う。とくにこれからは大型のヒット率が高くなるので期待大だ。
ヤザワ渡船の料金は夢洲の1~5番が2200円、夢洲の1番灯台と6番ケーソン、舞洲のテトラ、安治川の中の灯台は2000円。地下鉄中央線・朝潮橋駅下車、店まで徒歩4分。車の場合、阪神高速大阪港線、または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。 問い合わせは電話06・6573・7712。