季節風が吹き出す冬季が、よい状況になる紀東の磯。水温が低下して本命のグレが各地で本格化する。大物場として知られている尾鷲も、お待たせの40cmオーバーが釣れだした。12月25日には三重県津市の小山博之さんが46cmをトップに43cm、30～37cmを５匹釣り上げている。（写真）
この日は堺市の山口健三さんも35cmと40cm、つろう会の近藤さんも35cmと44cmをゲット。宮城野渡船の松下薫船長は「全域の磯で40cm台が釣れるようになったね。エサ取りも減ってきたから、これからが大型の季節だね」と期待している。
口太グレは磯際狙いが基本で、尾長グレは潮に乗せて仕掛けを流し込んでいく。40cm後半が多くなってきたので、ハリス４号、グレバリ10号の太仕掛けで挑みたい。エサはボイルのオキアミを中心に使っている。憧れの50cmグレに最も近い尾鷲の磯は注目の釣り場だ。
■問い合わせ
宮城野渡船： ０５９７・２２・１３４７
