寒グレがおもしろくなってきた南紀の磯釣り。この時期は水温の低下とともにエサ取りが減り、ヒットすればグレというベストシーズンだ。串本・出雲崎も、40センチオーバーが続出する人気磯釣り場。12日には和歌山県橋本市の辰巳さんが双子の子に上がり、32~48.5センチ<写真>を6匹と会心の釣りを味わった。
谷口渡船の谷口正行船長は「今年のグレはサイズがいいね。40センチ台がよくまじって50センチ台と思われるバラシもあるよ」。最近は型だけでなく、数も上がり、30センチ台を2ケタキープする人もいる。
釣り方はオキアミのボイルを使ったフカセ釣りで、ウキ下は3ヒロ前後。大型が多いのでハリス2~2・5号、グレバリ6、7号を使う人が多い。出雲崎の寒グレは、これからがベストシーズンとなる。
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谷口渡船: 0735・62・0890