紀東・賀田のイカダ、カセは冬季に大チヌが狙える実績場だ。今年は水温が安定しないため中型が中心だが、マダイやヘダイの食いは安定。とくにマダイはいい調子で、1月27日には三重県尾鷲市の吉田忠男さんが神社前3号イカダで68センチの特大マダイやアジ、ヘダイなどを仕留めた。(写真)
吉田さんは25日にも同じイカダで62センチのマダイをはじめ、22~27センチのヘダイを7匹釣り上げた。「チヌは食いにムラがありますが、マダイとヘダイはいいですね。水温が上昇する午後からがチヌ、マダイとも確率がアップします。」と中森渡船の中森康裕船長。
同渡船では現在イカダ6台、カセ3隻で営業。水深はイカダが10~20m、カセは約30m。いまは水深のあるカセが有利。エサはボケを中心にアオイソメも使う。水温が安定すれば待望の50センチ台の大チヌが動くので期待したい。
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中森渡船: 0597・27・2175