磯釣りの本場、南紀・串本。2月のグレは“寒グレ”と呼ばれる人気魚で、同地では40cmオーバーが期待でき、関西のファンが足しげく通う。15日には和歌山市内のつり具のまるにし主催による「第2回磯釣り大会」が樫野で開かれ、約120人が参加した。
老舗の広浦渡船など4渡船が早朝から各磯に釣り人を降ろしたが、波があって表磯はアウト。裏磯や一文字に上がりフカセ釣りでグレを狙った。水温も前日よりダウンという厳しい状況だったが、30cm台を1人で3匹、40cm超(写真)も提出されるなど、さすがは実績場の樫野地区。
広浦渡船の広浦羚二船長は「日によるムラはあるけど、14日には裏磯で47cmが釣れるなど、寒グレは楽しめるよ。」串本・大島樫野の寒グレは天気がよければ表磯で良型の強引が体感できる。
■問い合わせ
広浦渡船: 0735-65-0702