釣り業界も不況だが、そんな中でも釣り人の熱い視線を浴びているのが海上釣り堀。安全でマダイ、シマアジ、カンパチ、ブリなどの高級魚が釣れるとあって、交通至便な釣り堀は平日でも大入り満員だ。
中紀・唐尾にある釣堀・紀州は冬季でも青物が狙えるため、京阪神だけでなく、滋賀や三重の釣り人も足しげく通う人気スポット。オープンから通い詰めている私は、仲間30人ほどで毎月貸し切って楽しんでいる。
2月25日もメンバーの漫才師、オール阪神さん（写真左）ら32人で釣行。早朝から雨が降るあいにくの空模様だったが、午前９時ごろには雨具が不要になるほど回復。と同時に魚の食いが活発になりブリ、カンパチ、シマアジ、マダイが次々にサオを曲げ、別イケスではクエも登場だ。
２ケタ釣りが続出して、釣堀・紀州の川口喜史社長は「今日は赤字ですわ。」と苦笑い。マダイのエサは生ミックやイワシ、甘エビがよく、青物は生きアジ、カツオの切り身によくヒットする。
水温低下で青物が釣れない釣り堀が多い中、紀州だけは元気そのもの。青物の強い引きを味わいたいなら一番だ。
■問い合わせ
釣堀・紀州： 080－6128－9432
