大型マダイが釣れることで知られる南紀・串本大島のカセ釣り。毎年2月から乗っ込みの大型が動き出すが、今シーズンは1月中旬に姿を見せるなど半月以上も早い釣れ出し。大裕丸によると、2月25日には和歌山県日置川町の横山さんが55cmと60cmのマダイを釣り上げている。(写真)
カセは波静かな湾内に設置しているので、船に弱い人も安心。水深は25~40mで、マダイのタナは底から5m以内。岩谷裕平船長は「日によっては底スレスレがよいときもあるので、その日のタナをいち早くキャッチすることが大切。」という。
テンビンを使ったズボ釣りでねらう。大物がヒットするのでハリス5号、マダイバリ11、12号が基本。エサはマキエ、サシエともオキアミ。カセでは練りエサでグレも活発だ。同日に奈良市の上田さんが20~40cmを9匹と50cmマダイを1匹釣り上げている。マダイ、グレとも今後有望だろう。
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大裕丸: 0735-65-0603