春を告げる魚はいろいろあるが、その一番手にあげられるのがメバル。引きが強く、食べても最高においしいので釣り人に人気。大阪・泉佐野の海新丸では連日のように大型メバルが姿を見せ、ファンが一度は釣ってみたい30cmオーバーが今季70匹ほど上がるなど大型の当たり年だ。
９日の午後便で淡路沖と神戸沖に出た堺市の花谷さんが18～25cmを36匹、23cm級ガシラ２匹を釣り上げた。８日午前便では、兵庫・尼崎市の神吉さんが25～32cm５匹を釣って無料乗船券（30cm以上のメバルを釣った人に進呈）をゲットした。
水深は15～50m。メバルのタナは底から１～２mを切った付近。午後便がメバル狙いに最適で、日中は深いポイントで大型を狙い、夕まずめに浅場で数を狙う。夕まずめの２時間ほどで20匹ほど釣る人が多い。
胴つき３本バリ仕掛けとメバル用船釣りサビキ仕掛けを、メバルの活性に応じて使い分ける。オモリは30号。淡路沖と神戸沖のメバル釣りは今後も、数・型ともに期待できる。大型が欲しい人はすぐに出かけたい。
＜ガイド＞
海新丸の乗合料金はエサ、氷付きで7,000円。平日は午後便だけで午後２時の出船。土、日曜は午前便が午前6時30分、午後便は午後１時に出船。南海線井原駅下車、徒歩15分。連絡すれば送迎あり。車の場合、阪神高速湾岸線・泉佐野北インターを下りて、すぐの交差点を右折、突き当たりを右折して１つ目の交差点を左折すれば左手に乗船場。
■問い合わせ
海新丸： ０７２－４６９－２３３２
