三重・古和浦の鴻照丸渡船で大型チヌが上がっている。８日には大阪市の会社員、山下武さん（49）が名倉の筏で58cmを釣り上げた。（写真）
「午後１時過ぎかな、まるでコンクリートに引きずられるような感じがしたんです。これはでかいと思いましたよ。」ハリス１・２号、チヌ針３号、エサはオキアミ。５分くらいかけて慎重に取り込んだ。山下さんにとっては10数年前にものにした59cm以来の大物。今年初めての年無しになった。
古和浦は大チヌ狙いで名を知られている。２月から56、57、58cmと出ている。58cmは２枚目だ。「年無しは20枚を超えたね。産卵でチヌが湾内の浅い所に寄ってきた。名倉や天神は産卵場所だし、これからも大きいのが釣れますよ。」と磯崎健康船長。古和浦から目を離せない。
