真昼にチヌを狙う最強釣法といわれる落とし込み釣り。初夏から晩秋にかけて盛んに行われるが、最近は場所によって冬季も人気だ。尼崎・武庫川尻一文字も落とし込み釣りのベストスポット。今季は３月後半から大型チヌが釣れ出し、慣れた人は必ず釣果を出しての２ケタ釣果。いまなら初心者も楽しめそう。
大阪市の直島豊則さんが3月28日、３番の外向きで30～45cmを12匹の大釣りだ。直島さんは「目印をズルズルという感じで、誰にも分かるアタリでしたね。これなら慣れていない人でも釣れますよ。タナはやや深かったけど、アタリは多いので今年は当たり年かも。」
直島さんは軟調ザオを使うのでハリス0.8号、フライフック５号の細仕掛け。一般的な落とし込み釣りの場合はハリス1.5号、チヌバリ３～４号で挑んでほしい。エサはパイプ虫が最高だ。
水温が低い早朝と夕まずめを避け、水温が比較的高い午前10時ごろから午後３時までを集中して狙いたい。平均して満潮から下げ潮時に食いが立つという。武庫川尻一文字の落とし込み釣りは、いまなら高確率で楽しめそうだ。
＜ガイド＞
斎藤釣渡船の一文字渡し料金は大人2,200円、女性2,000円、高校生1,900円、中学生1,500円、小学生1,100円。阪神電車・武庫川駅下車、左岸の高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線の南武橋左岸を南へ。
■問い合わせ
斎藤釣渡船： ０６－６４１６－４１７８
