春の陽気に誘われるように、大阪湾の各波止では人気のチヌ、ハネが一気に動き出した。大阪・泉佐野一文字でも日ムラはあるが、大型チヌ、ハネがサオを曲げている。11日には堺市の原田博さんが、得意のエビまき釣りで46cmのチヌを仕留めてにっこりだ。
全長650mの泉佐野一文字は外向き一帯がチヌ、ハネのポイント。いまは、どこに上がっても当たっているが、確率よく釣るにはポイントを決めたら、しっかりと生きエビをまくこと。日によっては底中心とタナが深くなるので、底まき器を使うことも大切だ。
春のシーズンは〝年無し〟と呼ばれる50cm台の大チヌが有望なので、仕掛けはやや太くして挑みたい。平均してこの釣り場は下げ潮時にアタリが多いので、その時間帯を集中して釣りたい。泉佐野一文字のチヌ釣りは、水温が上昇するこれからが本番を迎える。
＜ガイド＞
菊川渡船の料金は大人1,800円、中学生900円、小学生700円。南海線井原里駅下車、徒歩で約20分。車の場合、阪神高速湾岸線の泉佐野北インターを下りて、すぐの交差点を右折。突き当たりを右折して、１つ目の交差点を左折すれば左手に渡船乗り場がある。
■問い合わせ
菊川渡船： ０７２－４６２－８９４５
