水温の上昇にともなって大阪湾の各波止ではハネが上向いてきた。尼崎・武庫川尻一文字もチヌにかわってハネがいい調子で、スズキと呼べる60cm台も姿を見せている。エビまき釣りで挑めば釣果補償で楽しめそう。
兵庫県尼崎市の駒井幸三さん(70)が4月24日、2番の内向きで45~55cmのハネを5匹仕留めている。斎藤釣渡船の斎藤徹郎船長は「チヌはムラがあるけど、ハネは順調に釣れています。マキエをしっかりと効かせると2ケタ釣りも可能です。」と話す。
内向き、外向きともに楽しめるが、際狙いになるのでサオは3.6~4.5mを使う。ハリスは1.5~2号で約1m、ハリはエビ専用7~8号が基本的な仕掛け。
水温は確実に上昇しているが、タナはまだ底中心だ。底まき器を使ってサオを出す前、釣りの最中にも底中心に絶え間なくマキエをすることが釣果につながる。2番の内向き狙いは5~5.5ヒロが目安になる。武庫川尻一文字のハネ釣りは、これからがベストシーズンに突入する。
<ガイド>
斎藤釣渡船の料金は大人2,200円、女性2,000円、高校生1,900円、中学生1,500円、小学生1,100円。阪神電車・武庫川駅下車、左岸の高架下から無料送迎バス。車の場合、臨港線の南武橋左岸を南へ。
■問い合わせ
斎藤釣渡船: 06-6416-4178