八十八夜(5月2日)を過ぎるとキス釣りが開幕するといわれる。ところが高水温の影響で年々早まる傾向で、大阪湾や瀬戸内海の乗合船では4月中旬から専門に狙っている。
兵庫・家島の山本丸も昨年より10日ほど早い4月18日からスタート。当日の竿頭は姫路市の宮野さんで15~25cmを23匹と上々の滑り出し。山本勇船長は「ほかの人もいいサイズをけっこう釣っていました。ダブル<写真(姫路の本条さん)>も多くて今年はキスの食いがよさそうです。」
家島のキスポイントは水深25~30mライン。ハリス1号、キスバリ7号の2本バリ仕掛けでオモリは30号。エサはイシゴカイ、アオイソメ。アタリが出ても、すぐには上げないこと。ゆっくりと巻き上げるとダブルヒットが期待できる。
釣果がよいのは平均して中潮時がベスト。今後は30cm近いビッグサイズも登場するという。
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山本丸: 079-326-0238