グレ釣り中になんと実寸62のcm巨大チヌを釣り上げた人がいる。大阪市の会社員、小南重三さん(52)。先月31日の午後2時ごろ、南紀・串本の大島筏横のカセでのこと。この日は水が濁り底(7ヒロ半)すれすれでグレを狙っていた。午前中には45をcm頭に10匹をものにしていた。
「スーッとウキが入って、大きく竿がしなった。待望の大グレがきたと予感しましたよ」。ところが、予想外のチヌ。「55cmぐらいかな」とそのまま生け簀に放りこんでしまった。このチヌを見た大裕丸・岩谷裕平船長は「これはごっつい。60cmを超えてる」。検寸で初めて62cmを知った。
知人から記念に剥製(はくせい)を勧められたが「さばいて食べた」と言ったら、叱られたそう。仕掛けは竿1.5m、道糸3号、ハリス3.5号、グレ針6号。
問い合わせは0735・83・0603。