〝梅雨の水を吸って大きくなる〟といわれる大阪湾のマダコ。今季は、梅雨入りしていないのに各波止で大きなマダコが順調に釣れている。大阪・北港でも連日のようにマダコがのりのり。初期は小型が中心になるが、早くも１kgオーバーが続出だ。今季は当たり年の声が聞こえそう。
2日、夢洲に上がった大阪府枚方市の山田さんが400gから1.2kgを5匹ゲット。前日も400gから1.2kgを１人で3匹という釣果。釣り方はタコジグを使った際狙い。ケーソンの継ぎ目などを上層から底まで探っていく。マダコが乗ったら一定の速さで仕掛けを巻き上げるのが、ばらさないコツだ。
以前はタコジグ1個をセットしていたが、最近は3個ほど付けて広範囲に探る釣り方が主流だ。タコジグはピンクを中心に好みで2カラーを用意したい。この釣りは根掛かりが多いので、予備のタコジグも忘れないこと。大阪・北港のマダコ釣りはこれからベストシーズンに突入する。
＜ガイド＞ ヤザワ渡船の料金は夢洲の1～5番が2200円、夢洲の1番灯台と6番ケーソン、舞洲のテトラ、安治川の中の灯台は2000円。地下鉄中央線・朝潮橋駅下車、店まで徒歩4分。車の場合、阪神高速大阪港線、または湾岸線の天保山を下りて172号を利用。問い合わせは06・6537・7712。
