梅雨の水を吸って成長するといわれる大阪湾のマダコ。今季は空梅雨で新子の成長が遅れるのではと心配する釣り人も。いつもなら100~300gの新子が数釣れる大阪・南港も、初期に多い500g台が続き、1kgクラスも確率よく釣れている。重量感を満喫するのにはよさそうだ。
16日には新波止に上がった常連の加納さんら3人が500gから1kgを3~6匹ずつゲット。新波止は内向き、外向きともにベストポイントで、いまは際スレスレに落とし込むのが基本。中層で乗ることもあるが、ほとんど底中心。ていねいにケーソンの継ぎ目を探り歩く人が釣果を上げる。タコジグのヒットカラーはピンクと赤色。底を中心に狙うのでタコジグは1個付け。中層で釣れる場合は2、3個付けると数釣りが楽しめる。平均して午前中に乗りがいい。
◆問い合わせ丸高渡船TEL06・6613・1075。