「手持ちザオが海中にギューン」。こんなうれしいシーンに遭遇できる釣りが大阪・泉南沖の大型アジ釣りだ。泉佐野から乗合船で出ている海新丸では連日、33cmから40cmが登場して大にぎわい。2日には泉佐野市の北川さんが30～38cmを28匹、38cmと40cmのサバを釣り上げている。今季はサイズがそろい、数も2ケタ釣果と二重丸。
同日、同じ便で出た山口さんと古俣さんは40cmを頭に33cmまでを9匹。海新丸の宮下稚域船長は「泉南沖の大アジは引きがよく、食べてもおいしいから人気があります。日によって数に少しムラはあるけど、この後も有望ですよ」と話す。
大型アジのポイントは水深40～60mライン。胴つき仕掛け、サビキ仕掛けで底中心に狙う。潮が速いときはサビキ釣り仕掛けが有効で、潮がゆるいときはオキアミをハリに刺した胴つき仕掛けのヒット率が高い。オモリは40号が基本。
今季はジャスト50cmの特大が釣れた泉南沖のアジ釣り。2ケタ釣りにも期待したい。
＜ガイド＞ 海新丸の乗合船はエサ、氷付きで7000円。南海線井原里駅下車、徒歩約15分。連絡すれば送迎あり。車の場合、阪神高速湾岸線の泉佐野北インターを降りて、すぐの交差点を右折。突き当たりを右折して1つ目の交差点を左折すれば左手に乗船場。問い合わせは 072・469・2332。
