梅雨グレまっ盛りの三重・紀伊長島の磯。大型の尾長グレがヒットしているが、今季はグレよりイサギが好調。40cm超が連日のように姿を見せ、50cm台のビッグサイズも。6日には滋賀県の臼井さんが51.5cmを釣り上げた。
長福丸の谷淳二船長は「尾長グレ狙いに大型イサギが釣れています。臼井さん以外にも今季は50cm台が2、3匹。50cm超を含めて40cm後半がこれだけ釣れる年周りは記憶にないですね」。イサギの確率は半夜釣りが高く、尾長グレやマダイも当たるからおもしろい。
遠投の流し釣りだけでなく、磯際でもアタリが多いのが今季の特徴で、ウキ下は3ヒロ。イサギは口がやわらかいので取り込み中にバラシが続出。口にハリを掛ける釣りではなく、エサをのませる遅アワセが鉄則だ。
◆問い合わせ 長福丸渡船 05974・7・0030。
