南紀・笠甫沖で1m50cm、60kgのイシナギが上がった。釣ったのは和歌山市の自営、岡本愼治さん(38)。さる8日の朝の8時過ぎ、ヒットしてから20分ほどで取り込んだ。
「今シーズン初の挑戦で、それも1投目でのゲット。型もまあまあだし嬉しかったね」。深海釣りは20年のキャリア、年に1~2本は取っており、その豪快さに惚れ込んだと言う。自己記録は3年前に仕留めた1m65cm、95kg。
イシナギは水深400から500mの深海の岩礁帯にいるが、初夏には産卵のため浅い所へ移ってくる。夏はとくに美味で刺身、照り焼き、煮付けもいける。仕掛けは胴突き1本針で錘200号、エサは生きスルメイカ。この日は好調で90cm、12.1kgのマハタも手にし笑いが止まらなかった。問い合わせは丸十渡船 0739・52・2375。