大阪・南港で18日、「第10回黒鯛落とし込みクラブ対抗選手権大会」が開かれた。関東、中部、北陸、近畿、中国、四国の落とし込み釣りクラブが一堂に集まる恒例の大会。トップレベルの選手が午後1時から5時30分まで腕を競った。
宇部波止、セル石、バラ石、新波止に分かれたが、大物のヒット率が高い新波止に選手が集中。大阪港の立ち入り禁止問題が解決していないため、赤灯台の大阪市側は釣り禁止。釣り場が白灯台側だけとなり大密集。
スタート時は食い渋っていたチヌだが、時間の経過とともに上向き。40cm台が次々に釣り上げられた。イガイの1個刺しで、外側で落としていた茅匠会の西田哲也さんが特大の52.2cmを釣り上げて個人の部で優勝。ほかにバラ石で50.9cmと48.8が仕留められるなど大型が続出した。エサはすべてイガイ。大阪・南港の落とし込み釣りは、夕まずめに大型が期待できそうだ。
＜問い合わせ＞ 丸高渡船 06・6613・1075。
