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サンスポフィッシング(関西の釣り情報)

大物ズバズバ!50cm超チヌも

 大阪・泉佐野一文字で40cm台後半から50cmオーバーの大型チヌが釣れだす季節がやってきた。10月30日には岸和田市の北濱さんが45~47cmを4匹ゲット。28日、泉南の辻さんが30~47cmを3匹釣ったが、この日は珍しい50cm超の〝年なし〟チヌが飛び出した。
 釣り上げたのは柏原市の会社員、牧野龍治さん(57)。35~51cm3匹を早朝の2間でキャッチした。朝一番の渡船で一文字1番に釣り座をかまえた。マキエは配合エサにオキアミとコーンを少し加えたもの。
 釣り方は、いま泉佐野一文字でチヌをねらっているほとんどの人と同じ「オキアミ・フカセ釣り」だ。仕掛けは棒ウキ、ハリス1.5号、チヌバリ2号。潮は、和歌山方面から大阪港に流れる、よく釣れる潮流だった。
 タナは5ヒロとやや浮きぎみ。7時ごろ、「仕掛けを張りながら流しているとウキにスッと当たりがきて、スーと入った」と牧野さん。35cmを取り込んだ。その30分後、同様に流していると、同じところで当たりが出た。重量感ある引きで上がったのは51cmだった。
 40cmも追加したが、8時すぎには当たりが遠のき、9時に潮止まり。潮が和歌山方面へと逆転し納竿した。フカセ釣り歴10年で「春以来ことし2匹目の50cm超。毎年3~4枚あげますが、調子よさそう」と気合。
 泉佐野一文字に渡す菊川渡船の菊川隆司船長は「これから50cmオーバーが出る季節です。1日で2、3枚あげる人もいます」。釣り方のコツは、タナが第1という。
 平均的なタナは3ヒロ半~4ヒロ。「ウキの入り込みが悪いときはタナをあげる」「当たりがないときは30~40cmきざみでタナを探る」と秘策を披露。釣れるのは早朝から午前10時ごろまでで満潮の前がピークとなる。
 「サビキ釣りのアミエビがきいているところにチヌが寄ります」と菊川船長。50cm超をねらう一番の釣り場は一文字の1番。赤灯台付近がおもしろいと(秘)ポイントまで。夢の年なしに挑戦だ。

 <ガイド> 菊川渡船の一文字渡しは大人1800円、中学生900円。南海電車井原里駅下車、徒歩7分。問い合わせは072・462・8945。
 

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