「大裕丸マダイ釣り大会」(サンケイスポーツ後援)は11月末で終了、上位入賞者が決まった。大会は1匹長寸の争いで9月1日からスタート、3カ月間行われた。
優勝したのは堺市の上田昇三さん(60)。9月10日午前9時ごろ、串本大島のセンカイのカセで83.5cm大物を釣り上げた。5匹釣ったうちの1匹。上田さんは2年前、当時春に行われていた大会で2位(81cm)に入賞している。上位入賞者にはサンスポからトロフィーや副賞が贈られた。
仕掛けは天秤でハリス5号、タイ針10号。
▽成績
(1)上田昇三83.5
(2)長原正典(西宮市)83.0
(3)石井星二(堺市)81.0
◇優勝した上田さん 「2位とは5mm差で、ラッキーでしたね。あの日は潮が串本から大島へ向いて動き出したときで、最初は根掛かりしたのではないかと思っていたんです。なかなか浮いてこず、我慢比べでした。とにかく重くて、10kgはあったのではないでしょうか。私にとって今シーズン一番の大きさでした(最高は85cm)。優勝っていいものですね」