年4回の釣り大会入賞者の中からNO.1を決める「2009年サンスポ釣り大会最優秀賞」に大阪市の会社員、小南重三さん(52)が選ばれた。小南さんは第149回大会開催中の9月12日、南紀・串本大島、大裕丸の大島筏横のカセで、59cmのチヌを仕留めた。この日、小南さんはグレとチヌの両狙い。昼ごろ、54.5cmのチヌを確保。午後4時の納竿10分前にビッグサイズをものにした。
小南さんには特製の最優秀楯と副賞、記念品が贈られる。なお、同賞の選考は協力会の冨田晃行会長らが当たった。
▽小南さんの話
「賞を頂くなんて初めて。もう感激です。大会期間中に大物が釣れたのは運がよかった。それも大裕丸の船長に勧められてエントリーしたんです。あのカセでは5月末に初めて夢のロクマル(62cm)を上げています。59cmの仕掛けは道糸4号、ハリス3.5号、グレ針6号です。これからも魚種を問わず、細い針でウキ釣りで大物釣りをしていきたい。この前、60cm、4kgのイスズミを釣りました。大物を掛けたときの感触、手応えはなんとも言えません」