「第23回尾鷲磯釣大会」（尾鷲市観光釣協会主催、尾鷲市共催、サンケイスポーツなど関西スポーツ５社後援）のⅡ部（当日釣行部門）が2月28日、三重県尾鷲市の各磯で開催。チリ大地震の影響で競技時間が短縮され、午後からの表彰式は津波警報が出たため取りやめとなった。
その結果、愛知県豊田市の横山さんが、宮城野渡船で寺島の磯に渡り、49cmを釣り上げて優勝。Ⅲ部総合グレの部（Ⅰ・Ⅱ部の各１匹長寸合計）でも、94.1cm（45.1、49）になり、両部門で優勝して賞金10万円と副賞を獲得した。Ⅰ部は1月9日～2月14日の限定期間部門だった。
▽Ⅱ部グレの部
①横山精一 49
②仲谷常克（北葛城郡） 43
③平尾浩二（甲賀市） 34.9
④日高義行（甲賀市） 33.4
⑤能地恵三（生駒市） 33.2
⑥森下公之（堺市） 33.1
⑦木下正人（大阪市） 32.9
⑧下野秀恵（春日井市）30.6
⑨森川勝（松阪市） 30.2
⑩竹の谷英勝（五條市） 30
▽Ⅱ部他魚の部
①山村敏則（松阪市） 55 チヌ
②福田和義（大阪市） 54.5 チヌ
③栗山高幸（豊中市）51.6 チヌ
▽Ⅲ部総合グレの部
①横山精一 94.1
②伊藤唱導（大阪市） 81.8
③日高義行 81.6
◆Ⅱ・Ⅲ部優勝の横山さん 「寒グレはよく釣りにいく。この大会中も毎週のように来て、49cmは自己ベスト２くらい。磯際でよい結果が出ているということで、当日もそのようにしていると一瞬風がやみ、海が静かになってスパーとアタリが出た。ハリス４号、グレ針10号と太掛けで少し食いは悪くなるが必ず上げられる。賞金をもらったので、これからもオカーチャンの許しがあれば何度も尾鷲に通えそうです」
