渡船と遊漁船の若手後継者らで作る「サンスポ釣り協力会三世会」の研修会が、24日から1泊2日の日程で、東京・大手町の産経新聞社東京本社で行われた。
関東地方の渡船・遊魚船の状況を視察したり、東西のサンスポ釣り船会の情報交換と親睦などが目的。
関西からは三世会会長の中野貴昭氏、サンケイスポーツ釣り協力会会長の冨田晃行氏ら7人が参加。関東からはサンスポ推薦船宿会会長の池田威知朗氏、副会長の荻野裕司氏が出席し、関東の釣り船の現況や、釣り人の裾野拡大のための取り組みなど、有意義な話し合いが行われた。
終了後の懇親会では、好評連載中の「ナナの魚(ウオ)ッチング」でおなじみのタレント、夏目ナナさんも飛び入り参加し、大いに釣り談義に花が咲いた。
翌25日は、千葉県浦安市にある関東で一番の船宿「吉野屋」の屋形船に体験乗船。関西にはない船を使ったお遊びで、参加者には貴重な体験になった。
中野三世会会長は「関東にも関西にも、同じような悩み、苦労がそれぞれあり、参考にする部分や今後に生かしたい所がいろいろあった。関西にない屋形船など貴重な体験もでき、大変有意義だった」と振り返っていた。