南紀・富田浦袋の「代々丸」で2日、羽曳野市の和島史憲さんが椿沖で89cmのスジアラを釣り上げた=写真。代々丸でことし上がったスジアラの最長記録という。
スジアラは通称「つるくえ」、沖縄地方では「あかじん」などとも呼ばれるハタ科の魚。
道糸がPE4号、オモリ80号、リーダー14号。代々丸で売っているアンダーベイト仕掛けで釣った。アンダーベイトとはいわゆるチョクリ釣り、サビキ飲ませの釣り方で、中層でまずイワシやアジを釣り、そのままかかった状態でさらに底に落として大物を釣る方法。
沖縄では高級魚らしいが、和島さんは「クエもよく釣って食べているが、クエと比較して脂は少なく、底物にしてはアッサリめで非常においしかった」という。
乗合船の半日釣行(約5時間)は1人・1万2000円、1日釣行が同2万円。チャーター料金(5人まで)は6万円、1人増し1万円。
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