「第24回尾鷲磯釣大会」(尾鷲市観光釣協会主催、尾鷲市共催、サンケイスポーツなど関西スポーツ5社後援)のⅡ部(当日釣行部門)が2月27日、好天のもと三重県尾鷲市の各磯で繰り広げられた。その結果、奈良県生駒郡の三谷幸雄さん∥写真右端∥が、榎本渡船でコボレの磯に上がり、49センチのグレを釣り上げ優勝、賞金10万円と副賞を獲得した。
Ⅲ部総合グレの部(Ⅰ部・Ⅱ部の各1匹長寸の合計)では岐阜県中津川市の唐木紀幸さん∥同左端∥が98.5センチ(50センチ、48.55センチ)で優勝。Ⅱ部の大会終了後、尾鷲市中央公民館で岩田昭人尾鷲市長らも出席して表彰式が行われ、Ⅰ部(1月8日~2月13日のロングラン)で52.7センチのグレを釣って優勝した富田林市の時任智明さん∥同中央∥も同席した。総参加のべ人数は寒波で例年より若干少なかったが、4350人に上った。
<Ⅱ部の成績>
▽グレの部
①三谷幸雄49センチ
②唐木紀幸48.5センチ
③森永正己(羽曳野市)46センチ
④半田好治(東大阪市)46センチ
⑤黒木正幸(大阪市)46センチ
▽他魚の部
①杉井良豪(御所市)50.5センチ チヌ
②西角喜昭(宇陀市)46.5センチ チヌ
③前田博之(津市)42センチ チヌ
<Ⅲ部総合グレの部>
(Ⅰ部・Ⅱ部長寸合計)
①唐木紀幸98.5センチ
②黒木正幸97センチ(51.7センチ、43センチ)
③橋本義文(大和高田市)94.7センチ(51.7センチ、43センチ)
なお、Ⅰ部成績は2月23日付に掲載。
▼Ⅰ部グレの部で優勝の時任智明さん
「釣りは磯釣りだけで、ほとんど尾鷲へ。5年ほどこの大会に出ているが初めて優勝し、ビックリしている。釣った6日は今期2度目の挑戦。曇りでベタナギ、それまで何にも当たりがなかったのだが、7時半ごろ突然ウキが消し込み、即合わせ、必死に巻き取った。賞金の20万円はこれからの釣行に使います」(仕掛け∥ハリス2.5号通し、グレバリ7号、オモリ3B、タナ3.5ヒロ)