「若狭高浜釣り天国」（若狭高浜釣り天国実行委員会・主催、高浜町、若狭高浜観光協会、サンケイスポーツなど関西スポーツ５紙後援）が海の日の１８日、福井県高浜町の日引港で１３６人が参加して開かれた。
午前６時半の開会式では野瀬豊高浜町長の挨拶の直前に、なでしこジャパン優勝のニュースが入り、一同で万歳三唱。喜びとともに各自乗船、釣り場に向かった。
台風の影響で曇り空、時々小雨が降るがこの時期としては気温が低く絶好の天気。メーンの沖釣り部門は人が参加、胴突きサビキ仕掛けで五目釣り、総重量で競った。
その結果、箕面市の美容師、濱中健児さん（２６）がチダイ、マダイ、アジの４０センチオーバーを揃え１１.２８キロでぶっちぎりの総合優勝。同行した摂津市の渡橋杏菜さんも１０.９キロを釣り上げ、女性の部で優勝した。
イカダ釣り部門では４４人がエントリー、舞鶴市の岸本昭一さんのグループが優勝した。
主な成績は次の通り。
▽沖釣り部門
総合優勝
濱中健児１１.２８キロ
▽男性の部
①水田隆造（茨木市）６.９２キロ
②森崎正義（神戸市）５.３２キロ
▽女性の部
①渡橋杏菜１０.９キロ
②川林宣子（京都市）３.９８キロ
▽イカダ釣り部門
①岸本昭一グループ１１．０６キロ
②菱田英樹グループ（京都市）６.０８キロ
▽大物賞
①原田清（京都市）ボラ５３センチ
②森岡章年（神戸市）サヨリ３１センチ
▼濱中健児さん
「美容師仲間８人と初めて参加したんですが、船長の秘密のポイントに連れて行ってもらったようです。船長の指示で底から１メートル上げて釣りました。朝から入れ食い状態で、クーラーも満杯になり、一番遅く来て一番早く帰ってきたんです」
