串本大島・大裕丸　62センチマダイ

南紀・串本大島の大裕丸で14日、八尾市の中田達さんが大島イカダ横のカセでロクマル、62センチの大型年なしチヌを紀州釣りで釣り上げた。
中田さんによると、午前11時頃から潮の流れがゆるみ、アタリが出始めボラが１匹来た。続いてダンゴにアタリがあり、「またボラか」と１、２、３で合わせると３回ギューンと走り、大物の手応え。竿を叩く引きに、これはボラではないと慎重に寄せたところ、超大型のチヌだった。
「もうびっくりです」
子供の頃から釣りをしているが、カセ釣りは５年ほど前から始め、昨年６月頃から本格的に習いだしたそう。「去年の秋に大裕丸で54センチの年なしチヌを釣っていますが、ついに夢のロクマルを釣ってしまいました」と喜びの声を上げた。
岩谷祐平船長によると大裕丸のチヌの最長寸記録を５年ぶりに１センチ更新。16日にも58センチの年なしチヌを奈良県の西本さんが釣り上げており、大物の気配濃厚だ。
同渡船のカセは串本湾内各所にあり、波静かで魚種も豊富。大型が期待できる。カセ１人６０００円、女性・子供は割引。

問い合わせは０７３５・６５・０６０３。

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